消費者金融地獄の体験談と審査の甘い融資先

株やFXで失敗して借金地獄に落ちるブログランキング

最近ではFXブームだという。
FXとは「外国為替証拠金取引」といい、少ないお金で大きな外貨を動かせる投資システムです。

株でいえば信用取引と同じようなものです。

サラリーマンや主婦などがFX投資でお金を稼ぐことに夢中になっていると聞く。

日本の低金利政策や景気不安が背景だと思われますが、最近のサブプライムローンの影響で外貨が暴落（急激な円高）して個人投資家が大きな損失を負い痛手を負っていると聞きます。

中には消費者金融などで借金をして買い支えその場をしのいでいる個人投資家も多いそうです。

こういった事を聞くと今の僕は「やれやれ・・」と思うのです。

なぜなら、これはかつて僕がITバブル時に株で大損した時も、今のFX投資家と同じ事をやって再起不能のレベルまで落とされましたから・・・・。


だから、株やFXの投資をやるなら「無くなっても良い余裕資金」でやりましょう。間違っても消費者金融などで借金をしてそれを投資資金にしてはいけません！

でないと、今の私のように多重債務者で毎日苦しむ事になります。


・・・さて、前置きが長くなりましたが、前回の話の続きを書いていくことにします。


前回、IT株を信用取引でシコタマ買った僕はITバブルの崩壊によって証拠金の強制決済をされそうになりました。強制決済をされてしまうと、今まで投資した株が全てパーっ（ゼロ）になってしまうわけです。そして僕がIT株につぎ込んだ2000万円以上のお金は全て失う事になります。

それをなんとか食い止めるために僕は以前使っていたアコムのキャッシングカードをタンスから出して急いでATM機に走ったのです！これは平日の朝の9時の東京株式市場が始まった時間にです。

朝からこんなことをやっていては会社に遅刻するのはわかっているのですが、2000万円の資金を失う事を天秤に考えると遅刻して上司に怒られる方がマシだと判断して僕はアコムでお金を借りてそのお金を急いで証券会社に振り込み追加担保にしたわけです。

限度額50万円一杯まで借りてそれを証券会社に入金することでとりあえず強制決済という最悪の事態を免れたのです。

おかげで会社に遅刻して上司にはこっぴどく叱られましたが、当時の私にとってはそんな事はどうでもよかったのです。2000万円の投資資金が救われたことでとりあえずホッとしました。

それで株式市場が上値に向けて回復してくれればなんとか僕は助かります。それを期待して僕は仕事中も神に祈る気持ちで「株よ上がれ！」「株よ上がれ」・・・と念じておりました。

そして仕事中も頻繁にトイレに行くふりをしてトイレの中で携帯の端末で株価を見てはハラハラドキドキしていたのです。

こういう精神状態ですから仕事も手につくわけがありません。
上司にも怒られますし、同僚にも「お前何ボケーとしているんだ！」と呆れられていたようです。

しかし、そんな事は全然気になりませんでした。
当時の僕にとっては持ち株が上がってくれればそれでよかったのです。
会社の仕事なんてどうでもよかったのです。

これで会社がクビになっても投資資金の2000万円が救われればそれで良いと思っておりました。

さて、消費者金融のアコムから50万円のお金を借りて信用取引の株式の証拠金に足したことで、その場をしのぎましたが、これは一時的なその場しのぎでしかなかったのです。

翌日になって更にIT株がズンズンと下げていきました！！！

そしてあっという間に証拠金不足になりまた強制決済の危険にさらされたのです！

僕は迷わず次のキャッシングカードを手にしました。
今度はプロミスのキャッシングカードです。

⇒次回に続く


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