消費者金融地獄の体験談と審査の甘い融資先

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金欠による生活苦でたまらず「消費者金融でお金を借りるぞ！」を意を決した僕はアコムの無人契約機で融資の手続きを始めた。

モニターに映るアコムのオネーさんのガイドに従いトントン拍子で手続きが進む・・。

消費者金融でお金を借りる前はあんなに怖くてドキドキと緊張していたのに、モニターに映るアコムの若いオネーさんの笑顔と明るい声のおかげで緊張がいつのまになくなっていた。

消費者金融でお金を借りる事に対する抵抗力がいつの間に消えている自分がそこにいた・・。

『これも消費者金融でお金を借りる事の抵抗力を奪う一種の魔力か？！』
・・・僕は本気でそう思った。

昔の消費者金融はカウンター越しでお金を借りていたそうだが、今の時代はインターネットや無人契約機などで最小限の緊張感でお金が借りれてしまう・・

こうしたネットや無人契約機の登場によって消費者金融でお金を借りる事に対する恐怖や抵抗力がなくなるのだから気軽にお金を借りて多重債務者になってしまう人が増加するのもある意味うなずける。

結果的に僕はアコムで簡単にお金を借りる事ができた。
しかもカードの融資限度額が最大50万円もだ！

正直自分でもびっくりした。
最初は5万円か10万円程度借りれれば十分だと思っていたのに限度額50万円まで借りれるキャッシングカードを手に入れてしまったのだ。

僕はその当時、びっくりする反面、なんとなく嬉しかったような気分にもなった。しがない安月給サラリーマンの僕に50万円の限度額をいきなり与えられて、何となく自分自身の価値を認められたような気持になったのだ。

しかし、後で聞いた話だが消費者金融会社は僕みたいな勤続年数の長い正社員のサラリーマンにはバンバンとお金を貸すらしい。

たとえ安月給であっても毎月安定した収入があれば大抵の消費者金融は貸してくれる。ましてや当時の僕は借金というものは1円もしていなかった。クレジットカードを1枚持っているだけでした。

他社で借りていないまっさらな僕に消費者金融がザックリとお金を貸してくれるのは至極当然のことだったのだ。

かくして僕の消費者金融デビューは限度額50万円のアコムのキャッシングカードから始まったのだ。

この50万円のキャッシングカードは「借金地獄への片道切符」であることも気づかずに・・・。

次回へ続く・・・

【フリーターの為のキャッシング】
アルバイトでもお金借りれる審査の甘いキャッシング

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僕が初めて消費者金融でお金を借りたのがアコム。

そのアコムの無人契約機がある東京のとある消費者金融ビルに足を踏み入れました。

ビルの４階にアコムの無人契約機がある。
エレベーターで４階のボタンを押してアコムの無人契約機があるフロアに昇っていく・・・。

この時の僕はなんともいえないドキドキした気持ちで非常に緊張しておりました。エレベーターが４階のフロアに近づいていくに従い胸の鼓動が大きくなっていくのを今でも覚えております。

この時ほどエレベーターに乗っている時間が長く感じたのはその時だけです。高層ビルの横浜ランドマークタワーや池袋サンシャインビルのエレベーターで最上階まで上がっていく時よりも時間が長く感じました。

そしてついに4階のアコムがあるフロアに着きました。
エレベーターの両扉がゆっくりと開き、もう夜なのに昼間のように明るいまばゆいばかりの蛍光灯の明かりが僕の眼をくらませた。

そして「ピコッ！ピコッ！」とＡＴＭ機独特のコンピューター音が私の耳に入ってきた。

どうやら先客がいたようだ。
このアコムのフロアには無人契約機の隣に小さなＡＴＭ機が２台置いてあり、その内の１台に一人の男がカードを使ってお金を借りていました。

年は４０代半ば～５０代位でしょうか。
中肉中背の少し髪が白髪混じったブルーワーカー（肉体労働系）の仕事をしていると思わしき男でした。

ベージュの少し汚れかけた作業着を着ており、おそらく外回りの仕事の合間をぬってアコムのＡＴＭでお金を借りに来たのでしょう。

男はお金を借りるという目的を達するや否やすれ違う僕と目を合わせずに、早歩きでいそいそとエレベーターの方へ立ち去ってしまった。

4階のアコムのフロアは僕一人となった。。。
少し古い歌謡曲の音楽が有線で流れておりフロア内は冷房がガンガンときいていた。

僕は初めて消費者金融からお金を借りるという不安を抱きつつ、無人契約機に向かって歩きそして無人契約機の扉を開けた・・・。

すると、どこからともなく「いらっしゃいませ！」という女性の声が僕を歓迎した・・。

もちろん、その「いらっしゃいませ！」の声は生身の女性の声ではなく録音された女性の声だ。

オドオドしていた僕はびっくりして思わず扉を閉めて、逃げ出してしまった・・・。

いま思い出すと情けない話だが、やはり消費者金融でお金を借りるのが不安で仕方がなかったのだろう・・。

一旦、アコムの無人契約機を退散した僕は消費者金融ビルを降りて、ビルの周りをウロウロと行ったり来たりしていた・・。
迷いがあったのだ。

「やっぱり借りるのは止めようか・・・・」

「いや、今お金を借りないと月末がキツつなる」

「消費者金融でお金を借りたら返せるのだろうか・・・」

「いや、少しだけならすぐにお金を返せるはずだ」


こんな気持ちが交差しながら消費者金融ビルの近くをウロウロとあるく優柔不断な僕・・。

15分程、迷いに迷った挙句に、ついに僕は意を決した！！！

「アコムでお金を借りよう！！」

そして早歩きで消費者金融ビルのエレベーターに向かい再度4階のアコムの無人契約機があるフロアまで昇って行った。

「いらっしゃいませ！」

無人契約機の録音の女性の声が再度僕を歓迎した。
二度目の訪問だったせいか、今度は幾分か緊張が解けている自分がそこにいた。

「よし！アコムでお金を借りるぞ！」・・僕は誰もいない無人契約機に入り融資の手続きを始めたのであった。

これが僕の借金地獄への道の第一歩であった・・

続く・・・

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