消費者金融地獄の体験談と審査の甘い融資先

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初めて消費者金融のアコムのキャッシングカードを手にしてから、金欠になる度にお金をカードでおろしては使い、使ってはカードでおろした。

最初の頃は給料日前とかの金欠時におっかなびっくりな気持ちで１万円～２万円の小口のお金を下ろしていたのが、回数を重ねる毎にいつの間にかアコムのカードでお金をおろすことに慣れていき、銀行預金口座からキャッシュカードでお金をおろすのと同じような感覚で消費者金融のキャッシングカードを利用するようになってしまった。。

そして消費者金融で借りたお金の使い方も最初の頃のように少々の生活費を補う為ではなく、遊ぶ金が欲しいが為にカードでお金を借りるようになっていきました。

更に、恐ろしいことにアコムのカードローンの利用可能限度額が、あたかも自分の貯金しているお金と同じような感覚になっていきました。

カードの限度額は借金可能額ではなく、「銀行預金の残高」のような感覚です。

そしてアコムで借りたお金を給料日後にすぐにまとめて返済すればいいものを、僕は最低限の返済額しかお金を返さず、相変わらず遊びに行くたびにカードで借金をし続けていきました。

ちなみに遊びのお金とはキャバクラとか風俗とかです。
当時の僕は仕事上のストレスや将来への不安もあったのでしょう。
そのストレスや不安を発散する為に夜な夜なキャバクラや風俗などに通っては自分を慰めていたのです。

当時、僕はこれといった趣味を持っているわけでもなく、彼女がいるわけでもありませんでしたからね。

しかし、そんな不摂生かつ不経済な生活がいつまでも続くわけがありません。たちまちアコムカードの50万円の限度額が底をついてしまいました。

当時のアコムの借入金利は27％位でした。
なので毎月の返済額は、元本を合わせた支払金利を含め結構しんどいものがありました。毎月返済しているお金の半分くらいが支払利息でした。

しかしそれでも50万円位の借金なら、なんとか節約生活をすれば返済できない金額ではありませんでした。

ここで僕は心を入れ替えてアコムの50万円の返済に専念していればよかったのですが、私の心の中にもう一人の悪魔が入ってきたのです！

『そうだ、また他の消費者金融会社からお金を借りればいいじゃないか！』

そんな悪魔の言葉が私の心に囁いてきたのです。。

『いやいや！駄目だ！！もうこれ以上消費者金融でお金を借りたらいけない！！』・・・と僕は必死に自制しようと努めました。


しかし、会社の仕事が終わって東京の夜の繁華街を歩いているとは華やかなクラブが目に入っていきます。

色っぽい肌を露出した若い綺麗なコンパニオンの女の子達が恰幅の良いリッチそうなおじさんを見送っているのが目に入りました。

一方では、スタイルの良い若い綺麗な女の子がサラリーマン風のオッサンと腕を組んで夜の東京の街を楽しそうに歩いております。おそらくキャバクラの同伴出勤でしょうか・・・。

彼らを羨ましそうな眺める貧乏な僕・・・。

「そうだ！金だ！金さえあれば僕もまたあの綺麗な女の子と一緒に楽しくお酒を飲んだり店外デートをしたりすることができるんだ！」

・・・と得体のしれない誘惑の力にガラガラと自制心が壊されていく僕がそこにおりました。

誘惑に負けた僕はいつの間にか消費者金融のネオン看板がたくさんあるビル群にフラフラと向かっていくのであった・・・。

⇒次回に続く・・


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