消費者金融地獄の体験談と審査の甘い融資先

街金の返済に四苦八苦の債務者が集まるランキング！

借金地獄で日々アップアップしていた僕は旧友のＡと出会い、Ａと共に内装・リフォームビジネスを立ち上げて軌道に乗せた。

その後は消費者金融の借金を次々に返済していき、ついに2度の完済人を果たした僕。

これで普通の消費者金融ドラマはハッピーエンドで終わるわけなのだが・・・・・。

しかし、僕の場合は別だった・・・。
世の中そう甘くはないと昔の人はよく言ったものだ。

ある日、社長のＡが「出張に出かけてくる」と言い残し姿を消した。
数日後に僕の会社に30代後半～40代の2人の人相の悪い男がやってきた。

一人の男が僕に聞いてきた・・・『Ａはいないか？』

僕は答えた・・「Ａは出張に出かけております」と。

この2人の男は誰が見ても普通の人間とは言い難かった。
ある人が見れば「ヤクザ」と見間違うだろう。

ただこの二人の男はヤクザでは無かった。

一人の男が「Ｔファイナンスだけど」と身を明かした。
なんと「街金業者」だったのだ。


彼らは僕とＡの会社の借金の取り立てにやってきたのだ。
どうやらＡは僕に内緒で街金からお金を借りていたようだ。

この日はＴファイナンスの2人の男達と僕とで押し問答したのだが、「また来るからＡに伝えとけ！」と言い残して2人は帰って行った。


「なぜＡは街金などから借金をしていたのだろう？我々の会社の業績は良いのではなかったのか？」

僕は不安と疑問の気持ちで一杯になった。

また「出張に行ってくる」と言い残してあれから全然連絡をしてこないＡが心配で気になった。

すぐに僕はＡの住むマンションに行ってみた。
Ａのマンションのドアにはカギがかかっており、人の気配がしなかった。

「もしかしたらＡが部屋の中で倒れているのでは・・・？」
「またはＡは部屋の中で首を吊っているのでは・・・？」

そんな良からぬ想像が膨らみ大家さんに頼んでＡの部屋を開けてもらうことにした。

そしたらＡの部屋の中はガラ～～んとしていたのだ！

Ａの部屋の中は一部の家具が残っているだけで、ほとんどが片付いている・・・・。


僕は直観した！

「Ａは夜逃げしたんだ！！」と。

そしてこの頃から現在にかけて僕はＡの姿を見ることは一度もない。
今、Ａがどこで何をしているのか・・・？
Ａがどこでどんな生活をしているのか・・・？

今も僕は旧友Ａの行方を知らずにいる。

Ａの実家にも行ってみたのだが、両親もＡがどこで何をしているのかを全く知らないそうだ。

さて、かくしてＡが夜逃げをした後の僕らの会社には、なんと1500万円程の借金が残っていたのだ！！！

同じ会社役員の立場であり、Ａの連帯保証人までしていた僕は目の前が真っ暗になった・・・・。

また借金地獄の再来だ！！！！


⇒次回に続く

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