消費者金融地獄の体験談と審査の甘い融資先

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消費者金融の借金地獄って、例えるならば『出口の無い観覧車』だと僕は思う。

観覧車といえば、御存知のとおり遊園地とかにあるアレです。沢山のゴンドラをくっ付けてグルグルと優雅に回る観覧車。

我々、消費者金融の借金苦に悩む多重債務者は『出口の無い観覧車に乗っていつ果てることもなくグルグルと回っております』

「借金地獄という観覧車」から逃げ出したくても出口が無いので逃げられません。

否・・・本当は出口があるのかもしれませんが、我々多重債務者はその出口を見つけられません、又は見つけようと努力もしません・・。


僕を含め「観覧車に最初に乗った頃＝消費者金融で最初に借金を始めた頃」は・・・これはこれは素敵な観覧車でした。一時的にお金持ちという気分が味わえますからね。


その乗っている観覧車も「お台場の観覧車」や「横浜みなとみらいの観覧車」、「葛西臨海公園の観覧車」・・・みたいに大きくて優雅で夜景が綺麗で気分の良い観覧車です。


しかし、そろそろ観覧車に降りなくてはいけないのに、観覧車からまだ降りずに、いつまでもグルグルと回り続けて優雅な気分に浸っているのが僕ら借金持ちであります。

その頃の観覧車はまだ出口があるのにもかかわらず僕らは観覧車から降りようとしません・・。

そして観覧車が回り続けていくうちに、ゴンドラの出口が少しづつ小さくなっていきます。

しかし僕らはそれに気づかずに、あいかわらず観覧車に乗り続けグルグル回り続けます。

そのグルグル回っている観覧車は実は借金の自転車操業だったりします。しかし僕らはそれに気づかずに、相変わらずグルグルと回り続けます。

そして気づいた頃には観覧車のゴンドラの出口がほとんど塞がれており、脱出するのは極めて困難になってしまっております。

その頃になると、僕らは『観覧車から出れない事＝借金から逃げられない事』・・に対して恐怖を感じるようになります。


『出たくても出られない観覧車』・・・・しかし「観覧車＝借金の自転車操業」は相変わらず容赦なくグルグルと回り続けます・・。


そして借金苦によって精神状態が安定しなくなってくると僕らの目に映る観覧車は今の精神状態を反映しているのだろうか、かつて優雅に回っていたお台場や横浜のそれとは違い、ガタガタでオンボロの観覧車になっております。

ゴンドラの外に見える景色もかつての綺麗な夜景ではなく、殺風景な荒野やマグマが吹き出る溶岩になっております。

出たくても出られない・・・逃げたくても逃げられない・・・。


そしてついに観覧車も動力を失って完全に停止する日がやってきます。これが借金による破滅（破産や夜逃げ、家庭崩壊、自殺）であります。

かつて優雅に回っていた巨大で立派だった観覧車が、今ではゴンドラも10個くらいしかついていない田舎の遊園地にあるようなショボイ観覧車になっており、しかも完全に停止しており、さび付いており、

「この観覧車は現在稼動しておりません」という古びた建て看板が立っており、100円のコインを入れるところにガムテープが貼ってあったりします・・。

そして出口が塞がれたゴンドラの中に魂を抜かれた僕ら多重債務者が倒れております・・・。


当時の僕は観覧車の出口が塞がれて脱出が困難になっている状態のレベルでした。

「そろそろ逃げ出さないとヤバイぞ！！」・・と必死に観覧車から脱出しようと試みている状態が僕でした。


このままでは、先ほど書いてような田舎の壊れたポンコツ観覧車と心中することになる！


そんな僕は「借金地獄脱出大作戦」の計画を練る事になったのだ！

⇒次回に続く


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