消費者金融地獄の体験談と審査の甘い融資先

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日に日に多重債務者への道をばく進している僕は、更に5社目の消費者金融の融資先を求めるようになっていた・・。

先日、武富士より40万円の増額をゲットしたのはいいが、その限度額も底を付き始めてきたからだ。

現在借りているアコム、プロミス、レイク、武富士の4社の返済を滞りなく行うためには、新しい融資先が必要であった・・。

まぁ結局は既存の借金の返済の為の自転車操業を円滑にする為の融資だから、新しい融資先を探すことは、借金返済の根本的な解決にはなっていないわけです。

本当なら、返済の為に副業アルバイトを探す方が良いに決まっているのですが、人間どうやら多重債務者になると、そういった前向きな方法に目をそらしてしまうようである。

なるべく楽をして借金を解決できないだろうか・・と考えてしまうようだ。

さて、そんな愚かな僕は次の融資先として「ノーローンカード」をターゲットに決めた。

ノーローンカードは御存知、シンキという会社の中堅消費者金融会社であります。

「何度借りても1週間無利息」・・というサービスを打ち出している無利息サービスの消費者金融会社です。

ノーローンは今では新生銀行のグループになっておりますが、当時は銀行系ではなく、純粋な消費者金融系でした。

当時、「サイボーグ009」をイメージキャラクターとして使っていた消費者金融会社だったと記憶しております。

僕は東京のあるノーローンカードの無人契約機があるビルに行きました。ずいぶんと古ぼけたビルで、無人契約機の隣には有人営業所があった。

僕ももう5社目の融資となると、手馴れたもので消費者金融でお金を借りる事による緊張感もほとんどなかった。

無人契約機で申し込み手続きを終わらせるとすぐに審査に入った。20分～25分くらい経っただろうか。隣の有人事務所から女性事務員が無人契約機コーナーにやってきた。

「●●さんお待たせしました！審査が終わりました。50万円の融資ができます」

これを聞いた僕はラッキー！！と思わずガッツポーズをとった。


もう既に4社で200万円以上借りているので、ダメ元で融資の申し込みをしただけに、50万円も借りれたので正直驚く反面、嬉しかった。


それだけ当時の消費者金融は大手も中堅も審査が甘かったのだろう。今ではとても考えられないですよね。

かくして50万円の融資に成功した僕は意気揚々とノーローンの店を出て、沢山の現金を手にした嬉しさのあまり帰りに東京渋谷のファッションヘルスで風俗遊びをして家に帰った・・。

今思えばバカな俺だなぁ（笑）

しかし、これで僕は消費者金融5社で合計300万円の借金を抱える身になった。

「ここまできてしまってはさすがに何とかしないとヤバイなぁ」・・・と現在の借金の重さに対して真剣に考えるようになった。

⇒次回に続く・・

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