消費者金融地獄の体験談と審査の甘い融資先

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カエルという生き物は熱いお湯の容器に入れるとすぐに飛び出して逃げるという。

しかし、カエルを冷たい水の容器に入れて少しずつお湯を温めていくとカエルは逃げ出さずに、熱いこと気づかずにそのまま茹で上がって死んでしまうという。

我々、消費者金融の借金に依存している多重債務者もカエルと同じようなものではないだろうか？

普段、消費者金融からチマチマと借金をしていても、あまり危機感も感じないし高利で借金をしているという意識も薄い。緊張感も無い。

しかしある日、取り返しの付かない状態になってしまっている自分に気づく・・・。

そう、我々多重債務者は容器の中のカエルと同じなのだ。


多重債務になっている頃には、既に茹で上がっているカエルと何ら変わりない。

既に僕の消費者金融の借金は250万円に膨れ上がっていた。


毎月手取り20万円程度の安月給のサラリーマンの僕にとっては250万円の借金はあまりにも重すぎた。しかもその250万円には年利25％以上の金利がオマケのように付いていた。

僕は、アコム、プロミス、レイク、武富士の4社の借金を毎月延滞をせずに最低限の支払額をキッチリ払っていたけど、支払っていたお金の大半は支払い金利分だった。

なので返済しても返済しても借金の元本は減ることはほとんど無かった。当然、生活自体もキツくなり、僕の精神状態も正常でいられるわけがなかった。

特に月末の支払い時期になると気持ちがイライラして仕事も手に付かなくなる。つまらない仕事のミスをして上司に怒られる事も多くなり、同僚にも迷惑をかけてイヤミをいわれる事も多くなった。

しかし、今の僕にとっては仕事のミスや会社の人間関係などどうでもよかった。毎月の消費者金融の借金さえ滞りなく返済できればそれで良かった。

そしていつの日か僕は消費者金融の借金を返済する為に働き、消費者金融の借金を返済する為だけにお金を稼ぐようになっていた。

借金の自転車操業をよりスムーズにするために新しい消費者金融の融資先を求める僕がそこにいた。

そして、ついに5社目の借金をすることになった

⇒次回に続く・・・


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