消費者金融地獄の体験談と審査の甘い融資先

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先日、武富士から限度額が増額できるとのの電話を貰った。複数の消費者金融の借金でアップアップの自転車操業状態の僕にとっては増額は願っても無いオファーだった。

早速、数日後に武富士の店舗に訪れることになった。場所はある駅前の武富士の店舗だ。

少し古びた5階建てのビルで、2階のフロアに武富士の事務所があった。そして隣の部屋にお約束どおりの無人契約機とATM機が置いてある。

午前の10時の早い時間帯ということもあり店には誰も客は来ていなかった。事務所内は薄暗い蛍光灯が力弱く灯っていた。そして妙に生活感のある事務所でプロミスやアコムなどの店舗事務所とは雰囲気が違うのが武富士である。

事務所には若い女性の社員が一人いた。僕は早速、武富士の女性の社員に声をかけた。

「あのぅ・・先日増額の連絡を頂いた●●というものですが・・・」

そうすると、女性社員は、「はい！お待ちしておりました！！こちらへおかけ下さい」と笑顔で応対してくれた。

「ただ今、店長を呼んで参りますのでそのままお待ち下さい。」と女性社員がいった。

そして、僕が待っている間にお茶とお茶菓子が出てきた。夏場ということでお茶は冷たいお茶がでた。

今思うと、消費者金融会社の応対って結構丁寧だなぁ・・と僕は感じた。融資や増額などの申し込みで店舗にいくと大抵の消費者金融会社はお茶などを出してくれる。

これは銀行などでは考えられないことだ。銀行の場合はよほどの大口融資の取引客や大口預金者で無い限りお茶やお茶菓子などがでることはないだろう・・。

ちなみに、僕の経験上、消費者金融の有人店舗でお茶が出ないのはプロミスだけだ。

まぁプロミスは現在は銀行系だからな・・（三井住友グループ）

昔も今も銀行系に属していない武富士は大手の中では一番人間臭くて昔ながらの消費者金融のカラーを残している会社ではないだろうか・・・。


話は、横にそれたがお茶を飲みながら待っていた僕の前に店長が現れた。年は30歳～35歳くらいだろうか・・メガネをかけた働き盛りのサラリーマンといった感じの男性だ。

「この度は増額申請の来店をして頂きありがとうございました、早速ですがお客様の増額の為の簡単な審査を行いますので、こちらの用紙にご記入下さい」

その後、審査が行われた。15分か20分位待っただろうか。まもなくして先ほどの店長が「審査が通りましたので40万円の増額を致します」・・とのことだった。

そして40万円の札束が入った封筒が僕の目の前に置かれた！


消費者金融の有人店舗でお金を借りた経験のある方なら分かると思いますが、目の前にポンッと札束が置かれた時の気持ちってなんともいえない心地よいものですよね。

高利で借りたお金であることを忘れて、あたかもお金を貰ったような感覚になるのは僕だけではないはず。封筒に入った札束の温かみといったら！なんともいえない心地よさであります。

かくして僕は武富士の40万円の増額融資に成功して、気分良く武富士の店舗を後にするのであった。帰りがけにその40万円で、返済が近づいていたアコムとプロミスとレイクの返済を済ませた。

そして少しリッチになった気分の私はそのお金で風俗店のピンサロに寄って、性的な欲求不満を解消して、その後に駅前の吉野家の牛丼の大盛りを食べてよい気分で家に帰った・・・。

40万円現金を手にして一時的にお金持ちになった気分だけを思い、今後更に借金の返済がきつくなることはなるべく考えないようにした。まぁ一種の現実逃避ですね・・・。

⇒次回に続く・・・・

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