消費者金融地獄の体験談と審査の甘い融資先

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かくして僕は多重債務者入りの仲間入りをした。
アコム、プロミス、レイク、武富士の4社から合計220万円の借金をすることになった。

最初は安月給で生活が大変だったので生活費を補うつもりで軽い気持ちで消費者金融に恐る恐るつまんだのが発端だったのが、いつの間にか消費者金融から4社220万円借りるほどの多重債務者に転落するまでわずか数か月の期間であった。

まさにあっという間に借金地獄に陥ったのだ。

そして、少し前まではキャバクラに見栄を張るために通いその度に消費者金融のキャッシングカードでお金下ろしては使っていたのだが、今ではとてもキャバクラに通う余裕もなくなってしまった。

消費者金融4社、220万円の高金利の借金があっては毎月の返済をするのが精いっぱいだった。

つまり消費者金融の借金を返済する為に他社の消費者金融から借りて返済するいわゆる自転車操業に陥ってしまった。

そんな自転車操業の借金地獄に陥った僕も毎月の返済だけは最低限きっちりやっていた。1日たりとも延滞したことはなかった。

生活も以前のようにキャバクラ通いなどの派手な生活を慎み節約生活を心がけるようになった。

毎日の会社の通勤時にはオニギリなどを自分で作ってペットボトルに安いお茶を入れてこれを昼休みのお弁当にした。

仕事後の夜の付き合いも「お金がないから」・・ときっぱりと断るようになった。そして次第に僕は付き合いの悪い人間と思われていき僕を飲みに誘う同僚や上司は誰もいなくなった。

会社からまっすぐ家に寄り道せずに帰って、夜食は具の無いインスタントラーメンやおかずがふりかけだけの御飯を食べて過ごす日々が続いた・・・。

夜寝る時も消費者金融の借金の事が頭から離れずに朝方まで寝付けない日も度々あった・・。

そして毎月月末が来ると借金の返済の事で頭がいっぱいになり仕事に身が入らずにつまらないミスなどをして上司に怒られる日も度々あった。

「お前最近どうしたんだ！やる気がないなら会社を辞めてもいいんだぞ」・・・と言われたときは悔しくて情けなくて涙が出そうになった。

軽い気持ちで消費者金融に手を出した結果、自分の生活や人生が少しずつ軌道から外れていくような感じになっていった。

「悔やんでも仕方ない、今からでも遅くはない、心を入れ替えて借金を返済していこう！」と決心する僕であった。

しかし、僕の目の前にまた新たな悪魔が現れたのだ！
それは・・・・

⇒次回に続く


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