消費者金融地獄の体験談と審査の甘い融資先

借金地獄で仕事を掛けもちする人が多いブログランキング

夢はかなく・・・信用取引の株式投資で全財産を失い400万円の借金を抱えた僕はしばらく放心状態だった。

今考えると「鬱状態」だったのかもしれない。
骨の抜けた状態で何をやろうとしてもやる気が起きない。

仕事も手につかない・・。
食欲も無い・・・
性欲も無い・・・
物事に全然興味がわかない・・・
どんなテレビ番組を見ても面白くない・・・

そんな状態がしばらくの間続いた・・・。

株で全財産を失ったショックと、今まで長い期間にわたる株の下落の恐怖と不安から解消された解放感がゴッチャになっていたわけです。

会社に行っても「ぼけ～」と腑抜け状態・・・。
最初は上司に怒られたり、同僚が心配をしてくれたのですが、日が経つにつれて、「もうあんな奴ほっとけ」・・・という雰囲気になり誰も僕に近寄らなくなりましたし、僕に声もかける人もほとんどいなくなってしまいました。

「もうアイツはそう長くないだろう、いつ辞職届をだすんだろう・・」と噂話をしていたようです。

そんな腑抜け状態が何日も続いたのですが、ある日を境に僕はお尻に火がついたのです！

それは月末前の日に毎月の消費者金融6社の返済すべき金額を知り愕然としたのです。

毎月の6社の返済額が最低限の元本と利息を含めて17万～18万円になるのです！！

僕の会社の給料は手取り20万円がやっとです。
毎月の家賃も7万円払っており、その他光熱費や食費、生活費などを含めたら大幅な赤字です。

しかも、僕には貯金がゼロ円！
銀行には既に1円のお金もなかったのです。

ヤバイ・・・・これでは消費者金融や家賃の支払いができなくなる！

危機感を感じると人間と言うのはもう「鬱」なんてなっている暇がなくなります。今まで「ボケ～」としていた状態が一気に「シャンッ！！」となったのです。

いやはや・・・借金の力を凄いものです。
腑抜け状態の人間の目を一気に覚ましてしまう力があるのですから。

僕は急いでコンビニエンスストアに走り無料のアルバイト情報誌を何冊かわしづかみにして家に持ち帰った。

そしてすぐに現金が貰える日払いアルバイトを探しまくったのです。
月末の返済時期まであと数日です。

借金の返済は待ってはくれません。

・・・焦る僕

⇒次回に続く

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何度も借金地獄を繰り返す人が増えるランキング

今から10年位前のＩＴバブルの華やかかりし頃、僕は調子にのって株の信用取引に手を出して全てを失った・・。

いや全ての財産を失っただけならまだマシかもしれない・・・。

僕には消費者金融で420万円の借金を作ってしまった。
持ち株のＩＴ株の暴落を信用取引で買い支えるつもりで次から次へとカードでお金を借りては損をして、損をしては借りる・・・。

そうしてあらアレヨアレヨと言っている間に400万円以上の借金を抱えてしまったのだ。

内訳はアコム50万円、プロミス80万円、レイク50、武富士80万円、ノーローン100万円、アイク60万円（現・ディック）の6社です。

こんな多くの借金は給料手取り20万円の僕にはとても払えません。僕の頭には「破産」という文字が流れた・・・。

しかしなんとしても破産だけはしたくは無かった。

世の中では破産による借金整理はそれほどたいしたことでは無いらしいと聞いてはいますし、借金専門の弁護士もやたらと自己破産を進める人が多いらしい。

だが、僕にとっては「破産」という言葉は「負け組」、「人生の落伍者」のようなイメージと当時持っていたので、とても自己破産をする気にはなれなかったのです。

僕は真正面から現在の借金と向き合い、頑張って全額返済する道を選択した。

その為には、本業だけの収入ではとても毎月の返済額は払いきれない。僕は副業のアルバイトを探すことにしたのです。

前回、多重債務者になった時は副業アルバイトなんて面倒でとてもやる気にはならず株式投資で借金を返済する道を選んだ。

そしてビギナーズラックで一旦借金を全額完済したが、その後は株で負けて更に借金額が大きくなってしまった・・・。

今回は、株で借金を取り返そうとは思わなかった。
僕には株投資をするお金も全く無くなってしまったし、株をやろうという気力も無くなっていたからだ。

それに、あんな持株の暴落による恐怖で精神的なダメージを日々送るのはまっぴら御免だ！

今度は真面目に額に汗して働こうと決めたのだ！

⇒次回に続く

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